• 赤ちゃんが吸い付けない

• おっぱいがあまり出てない気がする

• パンパンに張って痛い

• 詰まった感じがする

• 断乳（卒乳）の仕方がわからない

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このような母乳育児に不安を抱えておられるお母さん方に、乳房マッサージを行い、飲ませ方や飲み方のアドバイス、搾乳方法のアドバイスをするのが「桶谷式乳房マッサージ」です。

桶谷式母乳育児とは助産婦であった故桶谷そとみ先生が考案した乳房マッサージと母乳育児方法で、正式には「桶谷式乳房管理法」と言います。

第2次世界大戦中、母乳が足りず栄養状態が悪いために命を落としていく赤ちゃんを目の当たりにするというつらい経験から、桶谷先生は「母乳は出るものであり、出せるようにしなければ」という思いで試行錯誤の末、お母さんに苦痛を与えず乳房の調子を整える独自のマッサージ方法を確立していきました。

また、お母さんの乳房の調子や体調が良好であること、つまり心身ともに健康であることが、その母乳を飲む赤ちゃんの健康や順調な発育につながるという「母子一体性の理念」を提唱し、哺乳動物である人間がもつ本来のリズムを大切にすることを訴えました。

来院時のおっぱいの悩みはさまざまですが、一番多いのは母乳が足りない、または足りない気がするという母乳の量に関する相談です。他にも、「生まれたばかりでおっぱいが上手に飲めない」、「おっぱいが腫れて痛い」、「そろそろ断乳（卒乳）したい」など赤ちゃんが生まれてから、母乳育児を終えるまでのさまざまなご相談に対応し、楽しく、元気に母乳育児ができるよう、お母さん、赤ちゃんをサポートしています。