2024/7/8(月)
雑穀講習会の仲間に、出雲からいらしている女性がおられる。
彼女、いろんな事をされているそうだが、その中で、「塩じい」と呼ぶ85歳の塩つくりに命を懸けている方に師事し「塩」を作っているそうだ。
初めてお会いした時に、
「これ、新月の時に汲んだ海水で炊いた塩。これは満月の時の塩。味が違うので味見してください」と言ってみんな味見をさせていただいた。
ホントに違う!!!!!
そしてまた今度は、「これ、塩の結晶。逆四角錐で塩ができるんだよ」と結晶のまま持って来て下さった。逆ピラミッドそのもの。
ひゃ~、神秘!!!!!
そして6日土曜日。この日は新月の日。
村上、笹川流れにあるゲストハウスのご夫婦が新月の日に「海底湧水(ゆうすい)」を汲んで塩つくりのワークショップをすると知り、参加。
私は、桶を両肩に持って、海水を汲んで煮詰める、とどこかで見た映像と工程を想定していた。
ところが、とんでもない!
「海底湧水」とは、山からの地下水が海に流れ、海の砂地の所からその水が湧いてきているんだとか。
海に入り、足で砂地を探り、他とは違う冷たい所が湧水が出ている所なんだとか。
手作りの専用の道具を使い、肩まで海につかり、いざ採水!?
波に体が流されるぅ、とキャッキャ言いながらやっていた。
新月の時は湧水が取りやすいんだそう。
自然の摂理や不思議を感じざるを得ない。
海水よりは塩味が強く、手や顔に塗ってもべとべとしなかった。
海水の塩分濃度は3%。でもこの湧水は4%。なんだとか。
湧水はにがり成分が入っていない。んだとか。
これまた不思議な話。
この湧水は、山と海の地形、地球の奥の水の流れ、全ての流れを網羅した結果なんだそうだ。
出た!空気と水の流れを観よ!はここにもあったか!!!!
4リットルの湧水をもらい、帰宅してすぐにゆっくりととろ火で炊いている。
まだそんなに煮詰まっていないため逆ピラミッド結晶はまだだ。
とにかく不思議な知らない世界だ。
楽しくて仕方ない。
と、二晩掛けて煮詰めてみた。
理想は土鍋で炊くのが良かったのかもだけど、なく。
ステンレスの鍋にすれば良かったのに、せず。
私の母が使っていた大きい鉢。何製だ?やってみて失敗だったかもだが、味見するとなんか鉄臭い。
が、ひとまず塩に間違いない!
結晶?
よく分からず。最終段階で居眠りをしてしまい、気づいたら水分すべてなくなっていた。
好みでしっとり系の塩にしてみた。
4リットルの海底湧水で145gの塩。
ん?4%じゃない?
ま、いっか。
今度は満月に開催するのか、聞いてみよ。
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