将来に不安はない
- きらきらおばちゃん
- 5月18日
- 読了時間: 2分
更新日:5月19日
2025/5/18(日)
ここ数年、エンターテインメント業界の方々が農業の大切さを発信し、自ら農業をするという方が増えている。
しかし現実は法律が改正され日本の農業が危うくなっているし、私のおじさんも今年離農し、実家の段々田んぼ一体の耕作放棄地が増えている。
これらから焦りや不安を強く感じる。
もう20年近く前に出会った専業農家のご夫婦が当時おっしゃった言葉が今でも耳から離れない。
「僕たちはお金はないけど食ぺる物があるので、将来に不安は全くないんだ」
このご夫婦とは今でも時々お会いするのだけれど、すごくまっすぐで芯が太くて真綿で包みこむような安心感を感じさせてくれるお二人だ。
食べ物を自ら作れる、て、何よりも安心だ。
先日父と歌舞伎座へ行き、襲名披露を観てきた。
観客は皆さんきれいに着飾って、「特別な空間」だったが、私はそんな人たちを見ながら、
でもさ、この人たちは自分で食料作れないんだよなぁ。脆いよなぁ。幸せ、て、何だろう?たくましさ、て、何だろう?
な〰️んて思いながら、今回は笑える演目が多かったので大いに笑って帰って来た。
実家の田植えは終わったが、補植や草刈り、水管理、溝切り、などなど八十八の作業がどんどんやって来る。
私も手伝いに行かないと。
50代後半になってようやく米作りを知ろうとしている。人生からしたら遅いのだけれど、やらないよりはまし。
母乳はお米から作られるから、どんどん食べなさい!食べて良いんだよ!と言っていたのに、今多方面から言えないご時世。
過去に政治に携わったおっちやんが、米農業を経営組織として運営しようとしているみたいだが、米まで経済主義の一つとするのにはどこかモヤモヤとイラッとするのは私だけだろうか。
80年前の戦争当時の食料難時代のような感覚、ありませんか?
将来に焦りと不安しかない私です😒
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