出生前診断
- きらきらおばちゃん
- 3月6日
- 読了時間: 2分
更新日:3月10日
2025/3/6(木)
子を授かったのなら、ほとんどの親が五体満足、いわゆる健常児、健やかな成長を願う。
35歳以上は高齢出産であり、ハイリスクとなり、いわゆる障害児が生まれてくる確率が高くなる、と言われている。
そこで高齢出産となる妊婦さんは、妊娠確認をして間もなく、出生前診断検査をするかしないか医師に聞かれ、勧められる。
確率、で、だ。
私は41歳で自然妊娠した。
第一子からお世話になっている医師から、
「大島さん、そういう検査あるけど、どうする?」と聞かれ、
「先生、私がする理由ないじゃない!もし、そうだったらそれはそれ。受け入れて育てますてぇ」と答えた。
夫とも第二子の時からその話はして来た。
夫は、それならそれで育てる、と言ってくれていた。うれしかった。
以前、何も考えず、医師の勧められるがまま検査をし、高い確率の結果が出、羊水検査まではしなかったかな、その高確率で妊娠中全くお腹の子と妊娠期間を愛おしく思えず過ごし、実際生まれて来たらいわゆる健常児。
正直安心したのと、苦しかった妊娠期を思い出し、私に、
「何も考えず受けたけど、あれ、絶対受けない方が良いです!高い確率で出ても、何もフォローなかったし。夫婦2人で悩んだだけでした。」と話してくれた方がいらした。
この検査が始まった時、いろいろ議論されたが、結局開始され、高確率の場合の態勢は依然としてフォローが乏しいのではないだろうか。
最近、芸能人の方がそれを受けて、高確率の結果が出た、というネットニュースの見出しだけを見た。
だから?
高確率が出た場合の事を話していなかったの?
じゃあ、堕胎するの?
いや、私はきれい事を言っているのかも知れない。
20代で産んで、生まれて来たらダウン症のお子さんで、最初は気持ちが沈んだけど、こんな可愛い子はいない!と溺愛しているママがいる。
ま、いろいろな考え、いろいろな親子がいるが、受けるならその先を考えて受けて欲しい。
私たちには五体満足な子しか生まれない!なんて、思わないで欲しい。
ましてや、育てていく過程でいろんな事が起きてくる。五体満足だけど心が…とか。
日本ダウン症協会の当事の「理事長のメッセージ」が最後の項にある。
ぜひ、読んでいただきたい。
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