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  • 執筆者の写真きらきらおばちゃん

やり直したいよぉ

更新日:6月17日

2024/6/16(日)


新潟市の認可外保育園たんぽぽ保育園という園がある。

ここは素晴らしい保育園で、子ども一人一人をしっかりと観、真剣に保育してくださる。

音楽、運動、遊び、絵などから子どもたちの成長や感性、情緒を読み取り、どのように関わっていくと成長の芽を伸ばせるのか、親御さんにも時には厳しい事も伝えながら、みんなで保育をして下さる。

遊びや食事、おやつなど、こう言っちゃなんだが、昭和時代の保育をして下さる。


私の役割はヒトが人になる土台を作るまでで、この保育園が土台から芽を出し太い幹と深い根っこを張って下さる、というイメージ。


そして今日。

子どもが描いた絵から成長の変化や情緒を知る、というテーマで勉強会があった。

2人のお子さんが描いた絵を見ながら園長先生が解説して下さった。

またこのお子さんのお母さんがお子さんの成長の変化についてレポートして下さった。

どちらのお子さんも発達障害と指摘され、悩み、苦しみ、否定と受容と前進など親も子ももがいていた過去と今。

保育園の先生方と毎週のように面談をし、関わり方を中心に助言を受け、家族で努めたのだそうだ。

そしたらある時から絵が豊かな表現に変わって来た。

それまでは年長さんなら経験した事を素直に豊かに絵を描くのに、この二人は円(丸)。のみ。

それが、経験したことを細かく描くようになったのだ。


太いマジックで、布団に枕3つ、お父さん、僕、お母さん、足元に弟。「枕を並べて電気を消して、はい、寝ましょ」と集中して描いてそう言ったんだとか。

それまでは円だったのに。


お母さんが泣きながら話して下さった。


診断名の目で子どもを見、診断名の目で子どもの成長に限界を作り、子どもの力を信じられず、母自身が不安定だった時は円だけの絵。面談後意識して子どもと向き合ってきたら子どもも親も変わった。

子どもは親の影響が大きい。

親は子どもから成長させてもらっている。


親御さんの今までの事を思ったら泣けて泣けて・・・私も同じだよ・・・


子育ては大変だけど、それでもちょっとしたことから喜びを子どもからいただく。

そのちょっとした喜びが大変さを消し去ってしまう事もある。

必死にやる、が何にでも言えることだが、それが醍醐味さ。と別の先生。


私は自己チューの母親だ。

子ども達に謝りたい。

もう一度第一子からやり直したい(先日タレントさんも言っていたな)。

でも無理なこと。

写真の絵は長男4歳の親が荒れていた頃のもの。今日教えてもらって、取り出して見たら、愕然とした。


他人の事は客観視できるのに、どうして自分の事はそれが出来ないのだろうか。


やり直したいよぉ。

やり直したいよぉ、、、


新潟たんぽぽ保育園

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